一生住み続けたいマイホームだからこそ、その選び方にはこだわりたいもの。
いい家をつくるための3つのポイントをご紹介します。
ポイント1. コストの内訳を知り、無駄をなくそう!
注文住宅は構造上不可能でない限りは、お客さまのご希望通りに建てることができます。天井の高さや収納の大きさなど、間取りや仕様をセンチ単位で指定することだって可能です。そこで大切なのは、どのようなオーダーをしたらどれくらい値段が変わるのか、きちんと知っておくこと。
家を建てるときのコストは「原材料費」「手間賃」「経費」の3つに分けられます。例えば標準の規格から柱の高さを10cm下げると、原材料費はカットした分高くつき、同時にその加工費用も発生します。打ち合わせや建築途中で仕様の変更が増えると、大工さんへの手間賃や経費も増えてしまいます。
これら「原材料費」「手間賃」「経費」の3つに目を向けて、どの部分に無駄があり、どのようにすればその無駄を省けるのかを考えることが重要です。
ポイント2.「家の安全性」は大前提!
家は、家族の安全と命を守る存在。自然災害が多く、とりわけ地震大国といわれる日本では、「家の安全性」は欠かせないポイントです。そのときに大切なのが、地盤のチェック。大切なマイホームが“もしも”のときに傾いたりしないよう、家そのものの耐震性能だけでなく、建物を支える地盤のチェックは事前に、かつ念入りに実施しましょう。
また安全で頑丈な造りであれば、どんな素材や建材でも使用していいわけではありません。家族の健康を考慮しながら建材を選ぶなど、安心して住める家づくりに取り組みましょう。
ポイント3. 家の「燃費」にもこだわろう
車を選ぶとき、「1リットルで何キロ走るか」と燃費を重視して選ぶ人は多いと思います。ハイブリッドカーはちょっと高いけれど、5年くらいのスパンで考えると、ガソリン代を含めたトータルコストは普通の車より安くなったりもします。
燃費が大切なのは、車だけでなく家も同じ。むしろ車よりも付き合う年数が長いマイホームだからこそ、「家の燃費」はとても大事なポイントになります。
では、家の燃費とは一体何を指すのでしょうか? 一言で言うならそれは「光熱費」。冷暖房などのランニングコストが家の燃費にあたります。一生住み続けたいマイホームだからこそ、燃費の良さにもこだわり、月々のランニングコストをできるだけ抑えていきましょう。